白い壁に守られた明るいコートハウス
◎建築家から一言
2台の駐車スペースを持つガレージを窓から、中庭の光が外にもれ出るようになっている。お訪ねしたときは雨だったが、中庭に面した窓からの光で室内は思いのほか明るい。
京都の街並に映える白い家
京都駅から北西に2km、敷地周辺は戸建て、中層マンション、街工場などが密集して立ち並んでいる。そこで住み手のプライバシーを守りながら、採光、通風を確保するため、3つの庭を持つコートハウスの形式をとっている。プラン的にはほとんどすべての開口がこれらの庭のいずれかに面して設けられ、風の流れを考慮し、各室に2ヶ所以上の開口が設置されるように配慮されている。リビング、ダイニング、キッチンは中庭を囲む大きな一室の空間。
柱と梁だけを残した究極のリフォーム
大きな箱に守られた迷路のような内部空間でリフォームを行いました。
新築以上に難しい工事でした。お金もたくさんかかるので、新築で建てた場合の見積もりも出して、それを超えないように枠組みを作って予算を抑えました。大変ではありましたが、非常に勉強になった面白い工事でした。プラン的にはもと1階にあったLDKを2階に移動し、小屋裏を吹抜にして高窓から光を採り入れるようにしました。全部剥がしたときに松の丸太が出てきたんですが、施主もその存在を知らなかったんです。それがあまりに立派なのでそのまま使いました。」建物も難題ならば、建てこんだ土地での工事は近隣所の問題もある。